手術・麻酔
手術の麻酔薬は人間と全く同じものを使用しています。
静脈注射麻酔は麻酔導入時のみで、その後は気管チューブを挿管してガス麻酔で維持します。
よって麻酔終了後、勿論個体差はありますが約2分で目を覚まします。 手術中は麻酔モニターで(心電図・血圧・オキシパルス・カプノメータ・麻酔濃度・体温)を常にチェックしながら行い、麻酔事故が極力起こらないよう努力しています。
患畜は術前に必ず血液検査を行い、全身状態を確認した後、麻酔を行います。
ただし、生体ですから決して100%はあり得ません。
そこで飼い主様には必ず承諾書にサインをして頂きますのでご理解の程、宜しくお願いいたします。
手術は無菌操作にて行われます、手術時の滅菌ガウン、滅菌手袋はすべてディスポーザブル(使い捨て)で常に無菌操作で手術を行っています。
使用する器具すべてがガス滅菌または高圧蒸気滅菌により完全に滅菌されたものです。
これにより、術後の感染を最小限に防ぐ事が出来ます。