臨床検査
犬・猫の年齢は成長期以降、一年で約5~7歳年をとると言われています。
よって、常に体内では様々な変化が起こっている可能性が考えられます。
人間と違い、病状を言葉にすることが出来ませんので、多くのペットは重篤な症状になってから来院することが多いのが現状です。突然病気になったのではなく少しずつ進行した結果なのです。
早期発見、早期治療のためにも定期的な健康診断をお勧めします。
当院の各種検査について
- 一般血液検査(所要時間20分程度)
赤血球・白血球・ヘモグロビン・ヘマトクリット・平均赤血球容積・平均赤血球色素濃度・平均ヘモグロビン量・血小板・総蛋白
- 血液生化学検査(所要時間20分程度)
腎機能・肝機能・膵機能・糖尿病・内分泌疾患etc
(BUN.CRE.T-CHO.GLU.GPT.GOT.ALP.NH3.TG.TBIL.Na.K.Cl.Ca.IP. ALB.CPK.LDH.AMYL.etc) - フィラリア抗体検査
内視鏡検査(胃・腸・食道など消化器一般)全身麻酔下にて
- レントゲン検査
骨や心臓、呼吸器、腹部臓器、腫瘍などの確認だけではなく、消化管バリウム検査、心血管造影、尿路造影、脊髄造影など各種造影検査も行います。
- 超音波エコー検査
心臓・腎臓・肝臓・胆嚢・脾臓・膀胱・前立腺・妊娠診断などレントゲン検査だけでは確認できない各臓器の内部構造を確認する検査です。
- 心電図検査
聴診やレントゲン検査、超音波検査だけでは得られない心臓の状況を確認します。
- ウイルス検査
(パルボ・猫白血病・猫エイズ)
- 顕微鏡検査
- 検便
人間に比べ寄生虫に感染する確率が非常に高いため、非常に重要な検査です。主に寄生虫卵、原虫、細菌の確認から、パルボ検査など便の状況から体内の消化管の状況を確認することが出来ます。
- 尿検査
ph、比重、結晶、細菌、糖、潜血、蛋白など10項目以上の検査によって、泌尿器だけでなく他臓器の診断にも重要な検査です。
- 皮膚寄生虫検査
皮膚の寄生虫は肉眼で確認できないものも多く、病変部を掻爬することによって、皮膚表面や内部に寄生する寄生虫を検出する検査です。
- 細胞診
病変部を採取し染色を行い、顕微鏡で詳しく観察し、その部位で何が起こっているかを診断する検査です。
- 眼科検査
涙液分泌能検査、角膜染色検査、鼻涙管通過検査など特殊な検査に関してはご相談ください。
- 神経学的検査
脳疾患、脊髄疾患、末梢神経疾患などの、神経障害部位の確認のための検査です。異常が見られたときは脊髄造影検査も行います。
外部発注検査
- アレルギー検査
(92種類のアレルゲンテスト・海外にサンプル出すため10日程)
- 内分泌検査
(甲状腺機能・コルチゾール・インスリン)
- 病理検査
(摘出腫瘍・脊髄液・腹水・胸水etc)
- 結石検査
(尿結石・腎結石)
- 犬各種ウイルス検査
(パルボ・ジステンパー・アデノ・パラインフルエンザ・ヘルペス・コロナ)
- 猫各種ウイルス検査
(FIV.FeLV.FIP.FPLV.FCV.FHV)
- トキソプラズマ・レプトスピラ・ブルセラ