YAMABE ANIMAL HOSPITAL 山辺動物病院 PennHIP


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当院にはPenn HIP認定医がおります

OFAによる診断について
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OFAによる診断について

OFAとはORTHOPEDIC FOUNDATION FOR ANIMALS (動物のための整形外科基金)の略で、もともと股関節形成不全(以下、CHD)の恐ろしさを啓蒙するために設立されたアメリカの非営利団体ですが、現在では様々な遺伝疾患にも取り組んでいます。ここには診断材料として、全犬種の股関節レントゲン写真が多数保管されており、世界各国からレントゲン写真が送られてきます。それらをOFAから認定された中の3人の獣医放射線科専門医が診断し、レントゲン撮影時に生後24ヶ月以上で、正常であると診断した犬には登録番号(以下、OFA number)を与えますが、生後24ヶ月未満の犬の場合は正確な診断が出来ない為、予備診断という形となり正常と診断されてもOFA numberが与えられません。


撮影方法は、まず犬を仰向きにして後足がお互い平行になるように伸ばし、両膝を内側に傾け骨盤を左右対称(OFA像)にします。肘の写真は、真横から一番深く曲げた状態で撮影します。このとき暴れたり嫌がったりする場合があり、OFAでは鎮静薬や麻酔薬などを使用することを推奨しています。
股関節のレントゲンに対してOFAからは7段階の評価に基づいて診断結果が戻ってきます。このうち、Excellent(優)、Good(良)、Fair(可)の3つまでが正常な股関節とみなされ、OFA numberが与えられますが、Borderline(ボーダーラインで,要再検査)、Mild(軽度のCHD)、Moderate(中度のCHD)、Severe(重度のCHD)と診断された場合、レントゲン報告書として戻ってきます。
肘の評価に関して、レントゲン写真で認められる進行性の遺伝的な関節障害として肘関節形成不全というものがあります。その為、肘関節の異常を大きく3つのランクに別けて診断しています。

しかしOFAには多くの問題点があります。まず、OFA像は関節の変性の診断には良好ですが、関節の緩みを診断するには理想的ではありません。また、7段階のランク別に診断していきますが、その診断はレントゲンを評価する獣医師によりばらつきが見られ、評価時の年齢が生後24ヶ月以上にならないと正確な診断が出来ません。他にも、妊娠中または生理中はホルモンの関係で関節が緩む可能性があり避けるべきだとされていますが、最近の研究では発情と股関節の緩みには、統計学的、臨床的に有意差はないという報告もあります。その為、当院ではPenn HipにてCHDの診断を行うか、OFAとPenn Hipの両方に診断を依頼するか、どちらかをお勧めしております。






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